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2017/01/30

Lancia LC1 Gr.6 その10 デカール作戦その1



デカールのアウトラインはCADで形状データが取れるから楽勝と思いつつ、手間を考えるとこの程度の形状なら意外と現物合わせでもうまくいくんとちゃうかな?と思ったら案の定。細いテープでアウトラインを決めたら、低粘着のマスキングテープでかたちを写し取って、それを今度は0.5mm塩ビ板に貼り付けて型紙に。あとはホワイトデカールで実験。フロントの3次元形状もマークソフターをほんの少し馴染ませるだけでオッケー。リア側は側面と上面の二枚を稜線で突き合わせて。ちょうど稜線あたりでラインの色が切り替わっているので好都合。ひとまず紙に出力してみてラインの流れをチェック。このクルマの流麗な佇まいはひとえにこのマルティニラインの流れでキマるのでじっくり修正しよう。あとはプリンターだな。MDプリンタをゲットしたものの、調子が悪くまずはこいつの修理から。スポンサーロゴなどはこのサイトから。Brands od the worldという世界各国の企業ロゴがベクターデータでアーカイブされてる。このランチア関係は殆どこれで足りる。インターネット万歳!
https://www.brandsoftheworld.com/

LET THE GOOD TIMES ROLL

制作のためにいろいろ画像検索するなかで、この人のセレクトはかなり良い感じ。モーターレーシングは機械を介した戦いだけど、たしかにそこには人がいた、という雰囲気がいい。備忘に
http://jacqalan.tumblr.com/

2017/01/29

Lancia LC1 Gr.6 その9

このランチアにはフロントの造形に大きく分けて2種類ある。前期型?は明かなウェッジシェイプで、ル・マンや富士に来た後期型はこれにエアダム的なずんぐりと丸いカバーを被せてある。マルティニのラインのボリューム感は後期型の方が迫力があって今回はこれをモデリングしている。CADで結構追い込んでモデリングしてみたつもりだったけど、やっぱりこのランチアのフロントフェンダー形状はかなり「手作り」っぽい張りのあるカタチで納得いかないので結局パテ盛り大会に突入。まだまだCADだけで完全とはいかないな。ひとまずボディシェルはこれで手打ち。コックピットはコネクターを回避するバルジ的な造形をそれっぽく追加してプラバンを使って軽量に。いよいよデカールの検討へ。

2017/01/28

Lotus 62 その2


ラプソデーさんのロータス、外国のレジンは重いのでは?という話題の検証ということで、シリコンでコピーしてみた。手許にあったハイキャスで複製してみたけど、重さ22gで同じ。。ということで軽量化ならず。まあ、めちゃめちゃカッコエエので僕も一台作ってみようかと。黒で抜いたのでJPSカラーとかどやろ。塗装済みは型取りには重宝する。抜いた直後でもいいサーフェスが出来てる。
しっかし、模型用品の便利なこと。型取り用のブロックなんぞが売ってる。

2017/01/25

Lancia LC1 Gr.6 その8

コツコツとパテ埋めと研磨の日々。出来の悪いレジンキットよりはマシだけどなかなかの手間だ。これもスクラッチビルドの楽しみのうちと。リアウイングステーはスケールモデル的にはエッチングで作りたいところだが、なんといってもラジコンなのでリアオーバーハングの重量はできるだけ減らしたいので0.5tプラバンで。フロントのラジエーター上部の造形も別体部品で。この部分の造形は結構複雑な形状で、もう少し修正かな。リアカウル裏側も別部品で構成。今回はLEDを仕込む予定。なんといってもル・マンカーだし。リアのエアインテークは細かいルーバーがあるので光造形で。ロールバーも光造形で出してみたが、かなりデリケートなので型取りしてメタルキャストしてみるか。重量。。う〜む。シャシーとのフィッティングも完了。さて、塗装は白一色なので楽勝だが、次の楽しみ(難関?)はデカール制作。デカール形状はCADから平面展開すれば楽勝だけどビビッドなマルティニカラーを何で作るかな。まあじっくりいこう。

2017/01/23

AlfaRomeo tipo 33/3 Coda Lunga その1

会長から預かったレジンボディやパーツの山、眺めてるだけでシアワセ〜なのだが、やっぱり模型は作ってナンボ。で、パーツの過不足をチェック。ひとまず揃ってそうなのがtipo 33/3 Coda Lunga。微妙なロングテールにかわいいウイングフィンが特徴か。70年代のルマンカーは本当にエレガントでワイルド、風洞以前の人がデザインした温かみというか人間くささがなんともイイ。こいつはじっくり取り組んでみよう。

2017/01/22

Lancia LC1 Gr.6 その7

ホイールを3Dプリントしてみる。いくつか手持ちの機種で試作してみたところ、意外と精度が出ることがわかった。ひとまずスポンジ仕様だけど、モデリングは自在なのでゴムタイヤにも対応可能。ランチアに合わせてひとまずフロント13mm、リア14mm径でつくってみたけど、14mm径はスポーツカーにも好適な感じ。ロータスヨーロッパのこの感じ、たまらんなぁ〜
まとめて作ったのでポンチ抜きしたスポンジと合わせて倶楽部で使ってもらおう。

ホイールの表現はインサート方式でいろいろ楽しめそう。今回はランチアのカンパを光造形で出力。ちょっとモデリングが適当すぎたかな?

Lancia LC1 Gr.6 その6

瞬間クリアパテRなるものを発見。FDM方式の3Dプリンタ出力の積層を効率よく埋められるスグレもののようで、瞬間接着剤に切削性のいい増量剤がミックスされたもの。評判通りでこのとおりあっという間に段差がツルリと仕上がった。DMMに発注しようかと思っていたけれど、レジンモデルっぽく仕上がる感じもいいので、今回はFDMでがんばってみようかな。

2017/01/15

Lancia LC1 Gr.6 その5


パトレーゼの制作開始。フィギュアは908同様スケレの新しいF-1シリーズから流用。これで最後の一体なので今回は型取りしておく。パトレーゼの当時のヘルメットはセナやプロストと同様Bell製。バイザーのヒンジ下に指が入る凹みがあるのが特徴。フラッシュサーフェス化のためシールドの厚み分だけ開口部回りが一段内側に入り込んでいる。GPAも好きな造形だけど、このモデルもかなり好きなかたちだ。試作はデスクトップ光造形機で出してみる。0.05mm積層なのでこの程度の積層痕。サフ後でこれなのでDMMに出さなくてもなんとかなりそうかな。LC1に関してはネットでもいい画像が多くない。個人的にはとても印象深い車だけにもどかしい。

Lotus 62 その1


年末に会長からレジンモデルをいくつか預かってきた中から、ラプソディーさんリクエストのロータスヨーロッパを作ろう。はじめてのProtoのキット。
塗装済みなのでとっかかりは楽だけど、下半分は白なのでけっきょく塗り分けしないとな。。だとすればサフ仕上げくらいで販売してくれれば嬉しい。。とか考えながら眺めてたらボディにエッチングパーツを取り付けないといけないので、結局再塗装ですね。TOMさんが以前に作られてたな。。とブログをたどってみたら、なんとペイント済みの赤塗装が剥がれることもあるとか!これは慎重に対処しなければ。。
実車はこれか。めちゃめちゃカッコエ〜な。しかも低い!けど、フロントの車高はそれなりにあるので、dNaNo的にはありがたい。というか、この個体は日本にあるようだ。実車見たい!!


ラプソディーさん、待ってて下さいね~

2017/01/12

Lancia LC1 Gr.6 その4


シャシーとの現物合わせに先だって、今後のことも考えてdNaNoのフロント回りもデータ化しておくことに。現物合わせしなくてもタイヤとボディとの干渉とかがチェックできて便利。ホイールもついでモデリングすることに。たぶんカンパニューロのスポークデザインはこんな感じだったかと。しかしこのクルマ、見れば見るほどほんとにへんな造形だけど、昔はこういう「意味ある」左右非対称のデザインのレーシングカーはいろいろあった。ぼくは80年代のF-2が結構好きだったので、4気筒BMWのエンジンのインテークが右側だけに飛び出した造形とかが好きで、ホンダの6気筒が勝ちまくっててもBMW勢を応援してた。March832もグランドエフェクトだけどスクエアな812や822に比べてフロント回りの流麗なフォルムが結構好きだった。

2017/01/11

Lancia LC1 Gr.6 その3

モデリングはほぼほぼ終了。Makerbotでサンプル出力してみたけど、この形状なら0.05mmで積層すればDMMの光造形でなくても良さそう。今回は時間はあるのでじっくり仕上げてみるのもいいかも。これからシャシーとの取り合いの検討だけど、内部空間的には余裕。

2017/01/08

Lancia LC1 Gr.6 その2

やっぱりなにか手許に実体がないとモデリングが捗らない。。となにげなしにヤフオクを検索したら運良くSparkの43がヒット、さっそく手に入れた。実は初の43ミニカー。動かないディスプレイ完成モデルに大枚はたく気はまるでないのでこれまで興味がなかった。形状把握にはこれで十分。プロポーション的にもイメージどおりで十分だ。。とおもってたらなんとMTR32にフツーに1/32にラインナップされているではないか!フロントが前期型というかシャープなタイプで、作ろうとしている後期型?とは違うとはいえ、全体的にフォルムに抑揚が無く幅も広い印象で、このままスロバキアから輸入するほどのリスクをとる気にはなれないので、デカールだけでも発注してみるかな?

シエラ vs. 240 turbo


ハコ車はその年代のレギュレーションによって大きく姿を変える。70年代のグループ5全盛のいわゆるシルエットフォーミュラの時代はカプリとかセリカとかランチアモンテカルロとか、でっかいフェンダーとフロントエアダム、リアウイングでほとんど暴走族みたいな出で立ちが迫力満点だった。80年代になるとレースでもラリーでホモロゲート縛りで改造範囲が規制されるものの、かえってスペシャルバージョンの市販車が発売されたりして、それはそれで独特の迫力を持った雰囲気が良かった。そんなグループAの嚆矢ともいうべき、TEXACOカラーのシエラがスケレから出たので、僚友たる「空飛ぶレンガ」VOLVO240turboもそのうちリリースされるだろう、と思ってたらスロバキアのMTR32からリリースされる(されてる?)ようだ。
http://www.mtr32.com/?search=volvo
カラーリングは違うけどそこはなんとかなるのでNORDICA仕様とか日本に来たインターTEC仕様とかにカスタムするのも楽しめそう。

2017/01/01

70's F-1 Practice day

ウルフのシェイクダウンにKyoto WMLへ。ほんとにこのサーキットは絵になるなぁ